相場が動いている時間帯を確認

ユーロ相場が動いている時間帯

FXは24時間取引が可能ですが、トレーダーの体力は24時間持ちません。
いくら、パソコン画面の前に張り付いても10時間ずっと・・、とかは無理があります。
必然的に取引をする時間帯を決める必要があります。

各通貨には取引に適した時間帯がある

一番の上のチャートはユーロ円の2時間足チャートです。
オレンジの縦線はヨーロッパ市場のオープン時間、シルバーの縦線はニューヨーク市場の
オープン時間です。
ぱっと見て気づかれると思いますが、ヨーロッパ市場オープンから6~8時間に、[ヨーロッパ市場の開始からニューヨーク市場開始後、2時間前後に]価格が大きく動いています。
そして、オープンから10時間以降はレンジ相場に近い状態となっています
(日本時間の8時から15時は、ほとんどレンジ相場です)。

FX取引では値幅が少ないレンジ相場は負けやすく、値幅のあるトレンド相場が
勝ちやすくなる傾向性があります。

つまり、ユーロ円を取引通貨に選択するなら、ヨーロッパ市場のオープンに合わせて
取引をするスタイルにしたほうが勝ちやすくなります。


ヨーロッパ市場・ニューヨーク市場の開始時間帯や特色については、
》こちらのページを参考にしてください。

ドル円取引に適した時間帯

ドル相場が動いている時間帯

上記のチャートはドル円の2時間足チャートです。ユーロ円のチャート同様に、
オレンジの縦線はヨーロッパ市場のオープン時間、シルバーの縦線はニューヨーク市場の
オープン時間です。
ドル円は、経済指標の発表も多く、ユーロ円と比べると、なかなかレンジ相場には
なりにくく、また、トレンドが発生すると長く続く傾向性があります。
ですが、ここでもヨーロッパ市場のオープン時間を基点に大きく動いている事が
確認できると思います。
ドル円は、トレンドが発生すると日本時間の8時から15時も、そこそこ動きますので、
トレードは可能だと思いますが、動く値幅の大きさに注意が必要です。
値幅の動きが上下で10~20pipsだと、負けやすくなりがちです。

やはり、大きく動くヨーロッシパ時間を狙ったほうがよいのではと思います。

但し、23時~24時30分に行われる、NYオプションカットやロンドン
フィキシングは、相場に大きな影響を与える事がありますので、その時間帯に
ポジションを持ち越すのではなく、結果を待ってからエントリーを考えるなどの
戦術が必要となります。

取引時間を絞ってワークする

体力的な問題や、心のゆとりなどを考えると、ユーロ円にせよ、ドル円、ポンド円
にしても、取引をする時間帯(つまり画面の前に居る時間)を絞ったほうが、楽に
トレードできます。
取引をしない時間帯は、トレードの反省や気付きを見直したり、リフレッシュする
ためにも必要になります。

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【相場環境の確認・目次】
》》1.経済指標と発表日時を確認する
》》2.相場が動いている時間帯を確認する
》》3.波のペースをつかむ
》》4.上位足のサポート・レジスタンスとMA線を確認
》》5.ストーリーを考える・上昇トレンドの起点
》》6.ストーリーを考える・上昇トレンドの押し目
》》7.ストーリーを考える・下降トレンドの起点
》》8.ストーリーを考える・下降トレンドの戻り売り


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