FXの上昇トレンドの戦術①トレンドの起点

FXの上昇トレンドの戦術

上記のチャートは4時間足の上昇トレンドの起点エリアのチャート図です。
チャート図の各ラインは、青ライン:短期移動平均線(8期間)、赤ライン:中期移動平均線(20期間)、灰色破線(日足の移動平均線8期間)、ピンク破線(日足の移動平均線20期間)です。
そして、黄色の斜めと水平ラインは4時間足のエントリー候補です。
ローソク足の周りにある紫の曲線はボリンジャーバンド[2σ]です。

上昇トレンドの起点 ①~③の15分足

FXの上昇トレンドの戦術

FXの上昇トレンドの戦術1

上記は先ほどの4時間足チャートの①~③の部分の15分足チャートです。
チャート図の各ラインは、青ライン:短期移動平均線(8期間)、赤ライン:中期移動平均線(20期間)、灰色破線(47期間)、ピンク破線(4時間足の移動平均線の8期間)、黄色破線(4時間足の移動平均線の20期間)です。

黄色の斜め線は4時間足のエントリー候補ラインです。銀色の水平線は、その4時間足のエントリー候補を15分足で補正した候補のラインです。補正の理由は4時間足でラインを引くとエントリー箇所がだいたいのエリア(大雑把になる)になる点と、実際にチャートの動きを見ながらのエントリーとなると、このあたりが妥当と考えられる為です。

各ポイントを選んでいる理由は、
①とA:4時間足の短期と中期の移動平均線が上向きになりつつあるエリアで、波が下から戻ってきたところである。
そして、Aは直近の高値を抜いている箇所で、①は4時間足の切り上げラインがローソク足と交差している箇所です。
ここは、4時間足で見ると安値を切り上げていますが、15分足ではダウ理論の下げトレンド
が形成されています。明確な上抜けがないとエントリーしずらい箇所です。

②とB:②は4時間足の切り上げラインがローソク足と交差している箇所です。最初のクロスは短期と中期の移動平均線が水平にちかいのでエントリーは難しいかもしれません。むしろ、次のBのところでクロスしている部分、つまり一度、波が下を見に行ってから戻ってきたところには妙味がありそうです。
この時点では、日足の短期と中期の移動平均線が、まだ下向きで傾きがある為、押し目が深いです。このチャートでは、下で2回サポートされて、上に抜けていますが、場合によっては、上位足の日足の移動平均線に押されて下降していてもおかしくはありません。それらを念頭に入れてトレードをする必要があります。
なお、Bは直近の②のところにある高値を抜けたところです。安全を見てここからエントリーするのも有りです。

③とC:ダウ理論の上昇トレンドが出来上がった部分での押し目になります。比較的安定して値が伸びています。
③の4時間足の切り上げラインとローソク足がクロスしているところ、又は、銀色の水平ラインいずれもエントリーに適しています。15分足の短期・中期の移動平均線、そして、4時間足の短期・中期の移動平均線が上に傾いている事に注目しましょう。

上昇トレンドの起点 ④~⑤の15分足

FXの上昇トレンドの戦術

FXの上昇トレンドの戦術2

上記はページ頭の4時間足チャートの④~⑤の部分の15分足チャートです
黄色の水平線は4時間足のエントリー候補ラインです。Aは、15分足のエントリー候補です。
上昇トレンドが一服し、レンジ相場を経て、再び、上昇トレンドになる局面です。

各ポイントを選んでいる理由は、
④とA:15分足の短期・中期・長期の移動平均線が上向きである事から選んでいますが、
この時点では、4時間足の短期・中期の移動平均線が水平、又は、下向き、
そして、日足の短期と中期の移動平均線も長期は下向きで中期は上向きと、方向性が
よくわからない状況です。こういう箇所は、どちらかというと見送りとする相場です。
エントリーしても少なめの
ロット数を入れる場所です。

⑤:4時間足の短期と中期の移動平均線が上向き、15分足の短期と中期の移動平均線が
上向きと方向性が出てきた局面です。4時間足でフラッグのレンジ相場を形成しているので、
一度、大きく下に動きましたが、再度、上げてきました。
ここは、下から戻ってきた波に乗ってレンジブレイクを狙う局面。
水平線でなく、切り上げラインを使用しても良いところでした。

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【FXの戦術と戦略・目次】
》》1.基本戦略を立てる
》》2.上昇トレンドの戦術①トレンドの起点
》》3.上昇トレンドの戦術②押し目
》》4.下降トレンドの戦術①トレンドの起点
》》5.下降トレンドの戦術②戻り売り


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