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成行注文FX取引で注文を行う際には、いくつか方法があります。その中でもスタンダードと言える方法の一つが成行注文です。
この注文は取引する上で、素早く確実に取引の成立を行いたい時に使います。速成を重視した注文と言えます。
成行注文は、金額を指定せずに注文します。
基本的には、注文を出した時点の為替レートが注文金額となります。この注文の利点は、変動する為替レートに関係なく注文が通る点です。
例えば、1ドル=100〜101円のレートで為替が値動きしている際、100円でドルを購入したい場合に指値注文で100円で指定して注文をすると、1ドルが100円になった際にようやく成立となります。
この場合、100円1銭までドルが下がっても、100円まで下がらなければ注文は成立せず、取引は行えません。
極論ですが、1ドル=101円だったドルが100円1銭まで下がり、その後110円まで上がった場合は、100円で注文していると大もうけする機会を損失してしまう事になります。
一方、成行注文の場合は、1ドル100〜101円で変動している場合、この間の値段で注文が成立し、取引が成立します。
100%とは言えませんが、かなりの確率で注文が成立するのが成行注文の利点です。値動きが激しく、買い注文が殺到している場合、値段を指定する指値注文では順番待ちとなり、注文が通り難い状況になります。
その場合、成行注文だと、指値注文よりも優先的に取引が行えるようになっているのです。
ただ、成行注文にはリスク的な一面もあります。それは、注文した時と実際の取引金額に差異が生じてしまう場合がある、という点です。
つまり、1ドル100円の時に成行注文でドルを購入したら、取引結果は1ドル100円10銭だった、などという事が起こるという事です。
これは、業者が仲介している事で注文からと引きまでにタイムラグが発生し、その間に為替レートが変動する事で起こります。
わずか数秒でも値動きは起こります。その際に値が動くと、注文と取引結果に差異が生じる訳です。
成行注文を使う場合は、この事を頭に入れておきましょう。
ただ、最近はタイムラグなしで注文が通るストリーミング注文というものもあります。これはこれで、ワンクリックで注文が確定し、確認ができないという欠点があります。