レジスタンスライン分析

レジスタンスラインとは・・・

レジスタンスライン分析

レジスタンスラインは、価格の上昇が止まると考えられているゾーンのことです。
ラインと表現されていますが、その周辺を含む価格帯が対象になります。

上記のチャートはユーロ円1時間足です。
紫の水平ラインがサポートラインです。このラインより上の価格帯は買う人が少なくなり、
売る人が増えると認識してもらって結構です。

レジスタンスラインが出来る場所

 
レジスタンスラインは以下の場所に形成される特徴があります。
1.過去の取引で価格の上昇が止まったところ
2.119.0円など、心理的にキリがいいところ
3.多くのトレーダー達の注目が集まる重要な節目の価格帯

特に上記のチャートのように、何度も価格が止まっているゾーンは重要なレジスタンスライン
になります。

また、レジスタンスラインは、サポートラインと違い、何度か上昇が止められると、
価格が一気に、短時間で下に落ちる傾向があります。

レジスタンスラインの強弱

レジスタンスライン分析2

レジスタンスラインは全て同じ強さのラインという訳ではありません。強弱があります。
以下は強弱の順番です。

1.上位足のサポートラインほど強く機能する
週足 > 日足 > 8時間 > 4時間 > 1時間 > 15分 > 5分
※1時間足以上のラインが相場に影響をよく与えています

2.ダウ理論の山のエリアや移動平均線とクロスする箇所は強くなる
  ダウ理論の押し目の場合、直近の波の高さ(安値の高値の差額)に対して150%,
  161.8%,138.7%が意識され、下に向かう力が増します。
  [フィボナッチ・リトレースメントの設定値です]

3.何度も価格が止まっているゾーン

4.直近のライン
1週間前のラインと前日のラインでは、前日のラインのほうが強く機能します。
但し、上記の3のように何度も意識されてきたラインは、その後、数ヶ月以上に
渡って機能する場合がありますので、常時、上位足のチャートで位置を確認する
必要があります。

マルチタイムフレーム分析と併用

レジスタンスライン分析3

レジスタンスラインは、ダウ理論の進む方向やトレンドの方向を止めて逆転させる働きが
あります。マルチフレームタイム分析の説明と重複する部分となりますが、
特に上位足のレジスタンスラインほど重要となります。

※注
レジスタンスラインはローソク足が完全に上に抜けると、次はサポートラインとして機能
します。

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【ライントレード・目次】
→1.サポートライン分析
→2.レジスタンスライン分析
→3.ネックライン
→4.切り上げラインと切り下げライン
→5.三角持ち合いライン
→6.サポート・レジスタンスのブレイクパターン
→7.ダウ理論・下降トレンドのエントリー候補例
→8.ダウ理論・上昇トレンドのエントリー候補例
→9.ダウ理論・レンジ相場エントリー候補例
→10.天井圏・底値圏のエントリー候補例
→11.窓と水平ライン
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